2014年7月14日月曜日

「面白いものを作る」という執念

こんにちは、KOUSのWEB制作チーム上田です。

今日は是非イヤホンなど、PCから音が聞ける状態でブログを読んでいただきたいと思います
私は今でこそ日々可愛くなる娘を愛していますが、その昔は音楽活動をしており、ロックを愛していました。
色々なジャンルの音楽が好きですが、アメリカのインディー・ロックと言われるジャンルは好きなジャンルの一つです。
そのアメリカインディー・ロック界の中でも異彩を放つバンドを今日は紹介したいと思います
ただし、音楽の好き嫌いは個人によって大きく変わりますので、合わなかった方はご容赦頂ければと思います。

「OK Go」
このバンド何が良いかと言いますと、音楽も良いんですが、PVに趣向を凝らすことで有名です。
私は初めてこのバンドを知ったのは、2007年で、当時一部で話題になった下のPVがきっかけです。



むさ苦しい男性4人がただ無表情で踊っているだけなのですが、このチープな映像に目が離せなくなりました。
カメラが一度も止まっていませんので、編集なしの撮影です。
どれだけ練習とテイクを重ねたのか、、、
妙に気になり、ついにはCDまで買ってしまいました。

これは同じ2ndアルバムの曲ですが、下記PVの方が有名になりました。

何と、このPVは当時のグラミー賞で受賞されています。
 
その後もPVを発表する度に楽しいアイデアで魅せてくれる彼らで
すが、次のPVを見た時も大変驚かされました。


このセッティングをするのに、どれだけの時間を費やしたのか、、、アイデアも然ることながら、実現する執念に
「面白いもの」「誰もやらないこと」をやってやろうという執念を感じます。

そんな彼らが次に目を付けたのが「ピタゴラスイッチ」。
大掛かりな仕掛けを組んだ下記PVを2010年に発表しました。

次々と連動する仕掛けに、次はどうなるんだと見入ってしまいませんか?

そんな彼らが前作の流れを組んで最新のPVを発表しました。
今度は錯視を取り入れてきました。
 
相変わらずチープですが、大掛かりな仕掛けで「どうなっているんだ」と何度も見たくなります。

PVと言うと、マイケル・ジャクソンのような制作費何億円もかけて撮影するような大掛かりなものを想像してしまいます。
しかし、彼らのPVをの魅力はそのチープ感にあると思います。
最近では大掛かりな装置になっていますが、使われているものは粗大ごみの捨場から拾ってきたようなチープなものです。
それに最高のアイデアと最大の執念を以って面白いものを作り上げている彼らの姿勢に惹かれるのだと思います。

WEBの最新の技術やデザインに注目しがちになりますが、今持っているものを活かすアイデアを磨くこと
そして「面白いものを作る」という執念を忘れてはいけないと、OK GoのPVを見て改めて感じました。

かれらのPVは、Youtubeのオフィシャルチャンネルで公開されています。
良かったら見てみて下さい。

それでは、次回は60年台後半から70年台にかけてのヨーロッパにおけるプログレッシブ・ロックの繁栄と衰退について語りたいと思うのは嘘です、上田でした。

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