つい先日のことですが、かつて世界中で使われていたソフト WordとMS-DOSのソースコード(プログラム)が一般公開されました。 http://www.gizmodo.jp/2014/03/ms-dosword300kb.html ちなみに、Wordは今でも使われているソフトですが、 公開されたのは、ほぼ最初のバージョンのものなので、 今使おうと思っても、ちょっと無理がある代物です。 昔とは言え、Microsoftの主要製品がどのように作られていたのか興味があって、 僕も、Wordのプログラムをダウンロードしてみました。 中身は「C言語」というプログラムで書かれており、 非常に懐かしい感じがします。 例えば、プログラム中の下記のような一行。 CopySt((*mpfnhfcb[fn])->stFile, st); 今風のオブジェクト指向言語なら、なんとなくクラスっぽい表現ですが、 C言語として読み解くと、 「mpfnhfcbという構造体配列の[fn]番目」が格納されている「メモリ番地」を参 照して 「stFile」という変数と、stっていう変数を渡して、 CopyStという関数で処理してくだされ。 という感じです。 構造体! というのがいかにも懐かしくて、良いです。 ちなみに文中にある「*」というマークは、C言語の「ポインタ」という表現で、 変数そのものではなく「変数を記憶しているメモリの場所」を示す方法で、 C言語を理解する最初、かつ最大の関門と言われています。 いや、懐かしい・・・。 Web開発でC言語を使うシーンは、もうほとんど無いのが残念ですが、 やっぱりプログラムは面白いなぁと思う平尾でした。
2014年3月28日金曜日
Microsoftのプログラム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿