2013年10月8日火曜日

レトロな最新

レコードや磁気テープが、CDなどのデジタルメディアに代わり、
そして今では、データとして端末に取り込むことが主流となって、
音楽の楽しみ方は随分と変わりました。

細心の注意を払って針を落とし、
聞き終わったら丁寧に版面をクリーニングしていたレコード時代と比べたら
革命的に便利になった事と引き替えに、
なんだか音楽を聴くことへの緊張感、みたいなものも
薄れてしまったような気がします。

「もっと便利を! もっと高機能を!」と求めながらも、
ふと、不便・不自由だった頃を懐かしく感じる。
なんだか不思議なものですね。

そういったレトロ懐古主義は一定のブームがあるようで、
あえてレトロな雰囲気を押し出した新製品が発売されることも
よく見かけるようになりました。


そんな中で、あまりにもレトロなムードが漂う
蓄音機型スピーカーが発売されました。
新しく制作したものではなく、
大正時代の蓄音機を改造したものとのこと。

http://www.gizmodo.jp/2013/10/iphone_557.html

機能を考えると結構なお値段に思えますが、
インテリアとしては、とても興味を惹かれる外観ですね。

古いものをなかなか捨てられず、
自然と持ち物がレトロ化してゆく平尾でした。

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