レコードや磁気テープが、CDなどのデジタルメディアに代わり、 そして今では、データとして端末に取り込むことが主流となって、 音楽の楽しみ方は随分と変わりました。 細心の注意を払って針を落とし、 聞き終わったら丁寧に版面をクリーニングしていたレコード時代と比べたら 革命的に便利になった事と引き替えに、 なんだか音楽を聴くことへの緊張感、みたいなものも 薄れてしまったような気がします。 「もっと便利を! もっと高機能を!」と求めながらも、 ふと、不便・不自由だった頃を懐かしく感じる。 なんだか不思議なものですね。 そういったレトロ懐古主義は一定のブームがあるようで、 あえてレトロな雰囲気を押し出した新製品が発売されることも よく見かけるようになりました。 そんな中で、あまりにもレトロなムードが漂う 蓄音機型スピーカーが発売されました。 新しく制作したものではなく、 大正時代の蓄音機を改造したものとのこと。 http://www.gizmodo.jp/2013/10/iphone_557.html 機能を考えると結構なお値段に思えますが、 インテリアとしては、とても興味を惹かれる外観ですね。 古いものをなかなか捨てられず、 自然と持ち物がレトロ化してゆく平尾でした。
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