2013年6月26日水曜日

人と技術

3Dプリンタ、という機械が流行っています。

3次元モデルのデータを元に、立体物を生成する機械で、
ネット上のデータからフィギュアや機械部品などを生成できることから、
将来的には、今まで運搬が必要だった品物が
データのやり取りだけで済んでしまうのではないかと、
注目を集めています。


安価な個人向けモデルも発売され始め、
まるで夢の機械かのように報道されることが多い3Dプリンタですが、
そんなものが普及したら、
立体物までコピー品の被害を被るのではないかと懸念されており、
先日は使用可能な銃のデータが出回り、
ちょっとした社会問題にもなったりもしました。


インターネットにおける著作権侵害のように、
新しい技術は、ともすれば負の側面も背負うものです。

そんな中、3Dプリンターを治療に利用することで、
小さな男の子が救われた、というニュースがありました。


http://www.lifehacker.jp/2013/06/130623kotaku.html


技術は、人を助けも、苦しめもします。
そこを分けるのは、技術ではなく、使う人間。

手軽に新しい技術を使えるようになった今、
その事を、今まで以上に、
心にとどめておくべきなのかも知れません。


個人的には、
家にいながら3Dプリンタで有名店の料理を作ってくれるような
技術革新に期待している平尾でした。

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