もうすでにメーカーサポートも終了してしまいましたが、 かつて流行したロボット犬「AIBO」や、 最近ではソフトバンクが発表した「Pepper」など、 まるで生きているかのように振る舞うロボットには、いつも驚かされます。 「凄いなぁ、良く出来てるなぁ」と思う反面、 その裏で、「でも、中身はゼロイチのデジタルでしょ?」と ふと冷めてしまう自分がいます。 なまじプログラムなどの知識があると、 どうしても、データからロボットの挙動を導き出す 「プログラム処理」を想像してしまって、 ロボットに暖かみを感じにくいのかも知れません。 ある種の職業病と言えばそれまでですが、 実際に中身は「ゼロイチ」であることは真実なので、 一層、冷めた自分が加速します。 しかし、そういった冷めた自分を、 温めてくれるかも知れない技術が誕生しました。 ●IBMが人間の脳と同じ構造を持つプロセッサーの開発に成功 http://gigazine.net/news/20140808-ibm-brain-similar-processor-chip/ 記事を読んでも今ひとつイメージしにくいのですが、 いわゆる「ゼロイチではないコンピューターの誕生」 生きている「脳」と同構造の処理装置とのこと。 この技術が進んでゆけば、 いずれ人間と見分けがつかないほどの、人工知能が生まれるかも知れません。 あの頃の「未来」が、どんどん「現実」になってゆきますね。 時代のスピードに取り残されないようにしたいなぁと思う平尾でした。
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