2014年5月23日金曜日

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こんにちは、WEB制作チーム上田です。

歴史にIFはありませんが、もしあの時こうなっていれば、、、という話をご紹介します。

現在インターネットを利用する上で欠かせないWEB検索。
そのWEB検索の発達に大きく貢献しているGoogle。
現在ではWEB検索=Googleと言っても過言では無いほどです。

そのGoogleは1998年に、スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジと
セルゲイ・ブリンによって創業されました。

しかし、世界で初めて「インターネット検索エンジン」を発表したのはイタリア人の
マッシオモ・マルチオリです。
彼が1997年にカリフォルニア州サンタクララで行われたインターネットカンファレンスで
世界初の「インターネット検索エンジン」を「ハイパー・サーチ」として発表しました。
そのプレゼンを熱心に聞き、プレゼン後に彼に話しかけインターネットの将来について
議論を交わし、別れ際に「あなたのアイデアをさらに発展させたいのです」と話した人物こそ
Googleの共同設立者の一人、ラリー・ペイジでした。

その後マルチオリ氏はイタリアで大学に2万ユーロの融資を求めましたが、融資はおりませんでした。
一方のペイジ氏はサン・マイクロシステムズのアンディ・ベクトルシャイム氏から10万ドルの融資を受けて
マルチオリ氏のアイデアを実現しました。
その後のペイジ氏のGoogleの発展は誰もが知るところです。

もしマルチオリ氏に大学から融資がおりていれば、、、彼のプレゼンをペイジ氏が聞いていなければ、、、
今のWEB検索はどのような形になっていたのでしょうか。

歴史にIFはありませんが、とても興味深い話です。

ペイジ氏は現在ではビリオネアと呼ばれる世界有数の億万長者ですが、マルチオリ氏は今でも、ヴェニスの
小さなアパートに住んで、11年物の自動車に乗っています。

しかし、彼の発言はとても素晴らしいものでした。
「私はペイジの成功をねたんでいません。Googleの誕生に寄与できて幸せです。」

彼は今でも最新の検索エンジンプロジェクトに参加しています。
それをオープンソースとして公開することで、誰でもその仕組みを知れるようにして、
プロジェクトの発展を期待しているようです。

インターネットを愛する者としてとても感銘を受けた話でした。
詳しくは下記URLよりどうぞ。


目指せビリオネア!上田でした。

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